エクスプローラーのクイックアクセスから上部のフォルダーが消えた場合、まず「フォルダー自体が削除された」のか、「エクスプローラー上の表示やピン留めだけが消えた」のかを確認しましょう。多くの場合、表示設定・履歴キャッシュ・ピン留め情報を直すだけで戻せます。ただし、元の場所にもフォルダーが見つからない場合は、実際に削除・移動・同期解除されている可能性があります。その場合は、上書きを避けながらバックアップや復元ソフトで探す必要があります。
クイック アクセスは、よく使うフォルダーへすばやく移動するための場所です。Microsoftの説明でも、任意のフォルダーを右クリックして「クイック アクセスにピン留め」できる機能として案内されています。
つまり、クイック アクセスから消えたからといって、必ずしもフォルダー本体が削除されたわけではありません。
| 状況 | 考えられる原因 | 最初に試すこと |
|---|---|---|
| 左側やホームに表示されない | 表示設定の変更 | エクスプローラーの設定確認 |
| ピン留めしたフォルダーだけ消えた | ピン留め情報の破損 | 再ピン留め、履歴リセット |
| 最近使った項目が出ない | プライバシー設定 | 最近使用した項目を有効化 |
| 元の場所にもない | 削除・移動・同期解除 | ごみ箱、バックアップ、復元ソフト |
| Windows更新後に変わった | Windows 11の表示仕様変更 | ホーム、ナビゲーションウィンドウ確認 |
Windows 11では、エクスプローラー上部や左側メニューの表示がWindows 10と少し異なります。以前は「クイックアクセス」と表示されていた場所が、「ホーム」として表示されることがあります。
ステップ 1. Windows + Eキーでエクスプローラーを開きます。
ステップ 2. 左側メニューの「ホーム」をクリックします。
ステップ 3. 「クイック アクセス」またはピン留め済みフォルダーが表示されるか確認します。
ステップ 4. 左側メニューをスクロールし、目的のフォルダーが下に移動していないか確認します。
Windows 11 22H2以降では、デスクトップ、ドキュメント、ダウンロード、ピクチャ、ミュージック、ビデオなどの既定フォルダーがクイックアクセスに表示される仕様があります。見慣れた位置から変わっただけの場合もあるため、まずはホーム画面全体を確認しましょう。
クイックアクセスピンが消えた場合でも、フォルダー本体が残っていれば再ピン留めできます。
ステップ 1. エクスプローラーで目的のフォルダーを探します。
ステップ 2. フォルダーを右クリックします。
ステップ 3. 「クイックアクセスにピン留めする」を選択します。
ステップ 4. 左側メニューまたはホームに表示されるか確認します。
会社の共有フォルダー、学校の課題フォルダー、請求書フォルダーなどを毎日使う場合は、再ピン留めしておくと作業時間を減らせます。
クイックアクセスフォルダーが消えた、またはピン留めがうまく動かない場合、エクスプローラーの履歴をリセットすると改善することがあります。
ステップ 1. エクスプローラーを開きます。
ステップ 2. Windows 11では上部の「…」をクリックし、「オプション」を選びます。Windows 10では「表示」タブから「オプション」を開きます。
ステップ 3. 「全般」タブを開きます。
ステップ 4. 「プライバシー」欄の「消去」をクリックします。
ステップ 5. 「OK」をクリックし、エクスプローラーを再起動します。
この操作で、最近使ったファイルやフォルダーの表示履歴がリセットされます。フォルダー本体は削除されません。
クイックアクセスには、ピン留めした項目だけでなく、よく使うフォルダーや最近使ったファイルが自動表示されることがあります。これらが無効になっていると、「上部のフォルダーが消えた」と感じる場合があります。
ステップ 1. エクスプローラーを開きます。
ステップ 2. 「オプション」を開きます。
ステップ 3. 「全般」タブの「プライバシー」を確認します。
ステップ 4. 「最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する」をオンにします。
ステップ 5. 「よく使うフォルダーをクイックアクセスに表示する」をオンにします。
ステップ 6. 「適用」>「OK」をクリックします。
共有PCや会社PCでは、プライバシー保護のためにこれらの設定がオフになっていることがあります。小規模事業者やIT担当者は、社内ルールに合わせて設定しましょう。
履歴クリアでも直らない場合、クイックアクセスのキャッシュファイルをリセットします。これは少し上級者向けですが、ピン留め情報の破損に効果があります。
ステップ 1. エクスプローラーを閉じます。
ステップ 2. Windows + Rキーを押します。
ステップ 3. 次のパスを入力してEnterを押します。
%AppData%\Microsoft\Windows\Recent\AutomaticDestinations
ステップ 4. フォルダー内のファイルを削除します。
ステップ 5. 次に以下も確認します。中のファイルを削除します。
%AppData%\Microsoft\Windows\Recent\CustomDestinations
ステップ 6. PCを再起動します。
ステップ 7. 必要なフォルダーを再度ピン留めします。
この操作では、クイックアクセスの履歴やピン留め情報が初期化されます。フォルダー本体ではなく、エクスプローラーの表示データをリセットするイメージです。
ここまで試しても戻らない場合、フォルダー本体が削除、移動、名前変更、クラウド同期解除されている可能性があります。
まず、次の場所を確認してください。
フォルダー名を覚えている場合は、エクスプローラー右上の検索欄に入力して探します。ファイル名だけ覚えている場合は、フォルダー内にあったExcel、Word、PDF、写真の名前で検索するのも有効です。
Windowsのファイル履歴やバックアップを有効にしていた場合、削除前のフォルダーを戻せる可能性があります。Microsoftも、個人ファイルの保護にはバックアップと復元機能の利用を案内しています。
ステップ 1. 削除されたフォルダーがあった場所を開きます。
ステップ 2. 空白部分を右クリックします。
ステップ 3. 「以前のバージョンの復元」を選択します。
ステップ 4. 削除前の日付を選びます。
ステップ 5. 中身を確認してから復元します。
OneDriveを使っている場合は、OneDriveのごみ箱も確認してください。ローカルPCにはなくても、クラウド側に残っていることがあります。
元の場所にもごみ箱にもフォルダーが見つからない場合は、実際に削除されている可能性があります。この場合、PCの使用を減らし、復元ソフトでスキャンするのが安全です。
PartitionAssistant Recoveryは、Windows向けのプロなデータ復旧ソフトです。削除されたフォルダー、写真、ドキュメント、動画、圧縮ファイルなどをスキャンし、復元可能なデータを確認できます。
クイックアクセスから消えたフォルダーが元の場所にもない
ごみ箱を空にしてしまった
Shift + Deleteで完全削除した
外付けHDDやUSBメモリのフォルダーが消えた
Windows File Recoveryのコマンド操作が難しい
業務資料、学校の課題、写真フォルダーを急いで探したい
※注意:以前のデータが上書きされる恐れがあるため、データが失われたパーティションに本ソフトウェアをダウンロードしてインストールしないでください。
ステップ 1. PartitionAssistant Recoveryをインストールして実行し、ファイルをスキャンして復元するドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリックします。
ステップ 2. スキャンが終了したら、見つかったすべての失われたファイルを表示できます。また、ファイル名やフォルダー名を簡単に入力して、ファイルやフォルダーを検索できます。ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。
ステップ 3. 復元したいファイルを選択し、「復旧」ボタンをクリックして復元してください。「フォルダーの選択」をクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。
重要なのは、復元先を削除元と同じドライブにしないことです。同じドライブへ保存すると、まだ復旧できるデータを上書きする可能性があります。
上部のフォルダーがクイック アクセスから消えた場合は、焦って復元作業を始める前に、次の順番で確認しましょう。
大切な仕事用フォルダー、学校の課題、写真データが元の場所にも見つからない場合は、PartitionAssistant Recoveryを無料で試し、復元可能なフォルダーを確認してみてください。