PC上の削除されたファイルにアクセスする方法:ごみ箱後も復元できる安全な手順

PC上の削除されたファイルにアクセスする方法は、削除した場所とバックアップの有無によって変わります。まずごみ箱を確認し、見つからない場合はファイル履歴、以前のバージョン、Windows File Recovery、または専門のデータ復旧ソフトを順番に試すのが安全です。大切なのは、削除後すぐにPCの使用を減らすことです。新しいファイルの保存、アプリのインストール、大容量ダウンロードを続けると、削除済みデータが上書きされ、復元できる可能性が下がります。

ひとみ

更新者: ひとみ / 2026年07月28日

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まず確認:削除されたファイルはどこに残っている?

Windowsでファイルを削除しても、すぐ完全に消えるとは限りません。通常の削除なら、ファイルはごみ箱に移動します。ごみ箱を空にした場合や、Shift + Deleteで削除した場合でも、保存領域にデータの痕跡が残っていることがあります。

ただし、その領域は「空き領域」として扱われます。つまり、PCを使い続けるほど別のデータで上書きされる可能性があります。Microsoftも、復旧率を高めるにはPCの使用を最小限にすることを推奨しています。

状況別のおすすめ復元方法

状況 最初に試す方法 難易度
普通に削除しただけ ごみ箱から復元
ごみ箱を空にした 復元ソフト / Windows File Recovery
以前の版に戻したい ファイル履歴 / 以前のバージョン 低〜中
外付けHDD・USBから削除 復元ソフト
PC初心者でコマンドが不安 PartitionAssistant Recovery
IT担当者で条件指定したい Windows File Recovery 中〜高

復元前にやってはいけないこと

削除されたファイルを復旧する前に、次の操作は避けてください。

  • 削除元ドライブに新しいファイルを保存する
  • 大容量の動画やアプリをダウンロードする
  • 復元ソフトを削除元ドライブへインストールする
  • 復元したファイルを同じドライブへ保存する
  • ディスクの初期化や再フォーマットを急いで行う

特にCドライブから復元したい場合は、別のUSBメモリや外付けHDDを復元先として用意するのがおすすめです。

方法1. ゴミ箱から削除されたファイルを復元する

最も簡単な方法は、ごみ箱を開いて元に戻すことです。通常の削除であれば、ファイルは元の保存場所に戻せます。

ステップ 1. デスクトップの「ごみ箱」をダブルクリックします。

ステップ 2. 復元したいファイルまたはフォルダを探します。

ステップ 3. 対象を右クリックし、「元に戻す」を選択します。

元に戻す

これで、ファイルは削除前にあった場所へ戻ります。どこに戻ったか分からない場合は、ファイル名で検索してください。

ごみ箱に見つからない主な理由

  • ごみ箱を空にした
  • Shift + Deleteで完全削除した
  • USBメモリや外付けドライブから削除した
  • ファイルサイズが大きく、ごみ箱を経由しなかった
  • ごみ箱の容量設定により古いファイルが消えた

この場合、ゴミ箱から削除されたファイルを復旧するには、次の方法に進みます。

方法2. ファイル履歴で以前のバージョンを復元する

Windowsの「ファイル履歴」を有効にしていた場合、削除前の状態からファイルを戻せる可能性があります。これは、外付けドライブやネットワーク上に個人ファイルのコピーを保存するバックアップ機能です。

ステップ 1. エクスプローラーを開きます。

ステップ 2. 削除されたファイルが元々入っていたフォルダへ移動します。

ステップ 3. フォルダを右クリックし、「以前のバージョンの復元」を選択します。

ステップ 4. 削除前の日付のバージョンを選びます。

ステップ 5. 「開く」で中身を確認し、問題なければ「復元」をクリックします。

以前のバージョン

注意点として、「復元」を押すと現在のフォルダ内容が置き換わることがあります。不安な場合は、別の場所にコピーしてから確認すると安全です。

方法3. Windows File Recoveryで削除されたファイルを復旧する

Windows File Recoveryは、Microsoftが提供するコマンドライン型の復旧ツールです。ごみ箱から復元できないファイルを、ローカルドライブ、外付けHDD、USBメモリなどから探せます。

ただし、コマンド入力が必要なため、PC初心者には少し難しく感じるかもしれません。

基本の使い方

ステップ 1. Microsoft StoreからWindows File Recoveryをインストールします。

ステップ 2. 管理者権限で起動します。

ステップ 3. 復元元と保存先を指定してコマンドを入力します。

例:winfr C: E: /regular /n \Users\\Documents\

この例では、Cドライブのドキュメントフォルダから、Eドライブへ復元を試みます。重要なのは、復元先を復元元と別のドライブにすることです。同じドライブへ保存すると、削除済みデータを上書きする可能性があります。

RegularとExtensiveの選び方

状況 推奨モード
NTFSドライブで最近削除した Regular
削除から時間が経っている Extensive
フォーマット後 Extensive
USBメモリやSDカード Extensive
破損したドライブ Extensive

IT担当者やコマンド操作に慣れている人には便利ですが、入力ミスや保存先の指定ミスに注意が必要です。

方法4. PartitionAssistant RecoveryでPC上の削除されたファイルを復元する

コマンド操作が不安な場合や、ごみ箱を空にした後でも分かりやすく復元したい場合は、プロなWindowsデータ復旧ソフト「PartitionAssistant Recovery」が便利です。

PartitionAssistant Recoveryは、PC上の削除されたファイルを復元するための専用ツールで、ドキュメント、写真、動画、圧縮ファイルなど、さまざまなデータの復旧に対応します。画面の案内に沿って操作できるため、学生、小規模事業者、PC初心者でも使いやすいのが特長です。

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※注意:以前のデータが上書きされる恐れがあるため、データが失われたパーティションに本ソフトウェアをダウンロードしてインストールしないでください。

ステップ 1. PartitionAssistant Recoveryをインストールして実行し、ファイルをスキャンして復元するドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリックします。

スキャン

ステップ 2. スキャンが終了したら、見つかったすべての失われたファイルを表示できます。また、ファイル名やフォルダー名を簡単に入力して、ファイルやフォルダーを検索できます。ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

フィルター

ステップ 3. 復元したいファイルを選択し、「復旧」ボタンをクリックして復元してください。「フォルダーの選択」をクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

フォルダーの選択

どんな場合に向いている?

  • ごみ箱を空にしてしまった
  • Shift + Deleteで完全削除した
  • Word、Excel、PDF、写真を急いで戻したい
  • コマンド操作なしで復旧したい
  • USBメモリや外付けHDDの削除ファイルを探したい
  • 業務資料や学校の課題を安全に復元したい

たとえば、小さな会社で請求書フォルダを誤って削除した場合、まずPCの使用を止め、復旧ソフトで対象ドライブをスキャンします。復元結果をプレビューしてから、外付けドライブなど別の場所に保存すれば、元データの上書きリスクを抑えられます。

方法5. OneDriveやクラウドのごみ箱を確認する

WindowsでOneDriveを使っている場合、削除したファイルがPCのごみ箱ではなく、OneDriveのごみ箱に残っていることがあります。特に「デスクトップ」「ドキュメント」「写真」をOneDriveで同期している人は確認しましょう。

ステップ 1. OneDriveにサインインします。

ステップ 2. 左側メニューから「ごみ箱」を開きます。

ステップ 3. 復元したいファイルを選択します。

ステップ 4. 「復元」をクリックします。

Google Drive、Dropbox、Boxなどを使っている場合も、それぞれのごみ箱や履歴機能を確認してください。クラウド同期中の削除は、PCだけで探しても見つからないことがあります。

FAQ

1. PC上の削除されたファイルにアクセスする方法はありますか?

はい。まずごみ箱を確認し、なければファイル履歴、以前のバージョン、Windows File Recovery、復元ソフトを試します。削除直後なら復元できる可能性が高いため、PCの使用を減らし、別ドライブへ復元することが大切です。

2. ゴミ箱から削除されたファイルを復元することはできますか?

ごみ箱を空にした後でも、データが上書きされていなければ復元できる場合があります。バックアップがあればファイル履歴から戻し、ない場合はPartitionAssistant Recoveryなどの復元ソフトでスキャンして確認します。

3. Windows File Recoveryと復元ソフトはどちらがよいですか?

コマンド操作に慣れているならWindows File Recoveryも有効です。初心者や小規模事業者のように、画面を見ながら安全に復旧したい場合は、プレビュー機能のある復元ソフトの方が使いやすいでしょう。

4. 削除されたファイルを復旧する成功率を上げるには?

削除元ドライブの使用をすぐ止めることが重要です。新しい保存、インストール、ダウンロードを避け、復元先には外付けドライブを選びます。早く対応するほど、ファイルが上書きされる前に見つかる可能性が高まります。

5. USBメモリや外付けHDDの削除ファイルも復元できますか?

可能です。ごみ箱を経由しない削除でも、復元ソフトでスキャンすると見つかることがあります。USBメモリや外付けHDDをそれ以上使わず、別の保存先を用意してから復旧作業を行ってください。

まとめ

削除されたファイルを戻すには、焦って操作を増やさないことが大切です。

  • まずごみ箱、ファイル履歴、クラウドのごみ箱を確認する
  • ごみ箱から削除されたファイルを復旧する場合は、上書きを避ける
  • コマンドが苦手なら、PartitionAssistant Recoveryでスキャンとプレビューを行う

大切な資料、写真、課題ファイルを取り戻したい方は、PartitionAssistant Recoveryを無料で試して、復元可能なファイルを今すぐ確認してみてください。

ひとみ
ひとみ · 編集者
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。