「方法5選」クイックフォーマットしたデータを復元する方法

この記事では、クイックフォーマットで消去してしまったデータを復元する方法を説明します。なぜ復元が可能なのかという理由から、専門ツールを使った具体的なステップまで、初心者にもわかりやすく紹介します。

ひとみ

更新者: ひとみ / 2026年04月15日

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クイックフォーマットでフォーマットしたデータは復元できますか?

USBメモリやHDDを整理しようとして、間違えて大事なデータが入った方を「クイックフォーマット」してしまった……。画面に「フォーマットが完了しました」と出た瞬間、血の気が引きますよね。大事な写真や学校の課題、動画が入ったドライブを空っぽにしてしまった時の絶望感、よくわかります。

でも、安心してください。「クイックフォーマット」をしただけなら、データはまだ救い出せます!

実はクイックフォーマットというのは、データを完全に消し去る作業ではありません。「中身は消さないけれど、どこに何があるかという名簿だけを白紙にする」という作業なんです。

つまり、名簿がなくても直接中身を探しに行ける「特殊な道具」を使えば、データは元通りに戻せます!

なぜ「クイックフォーマット」なら復元できるの?

ドライブの中身を「図書館」に例えてみましょう。

  • 通常のフォーマット(フルフォーマット):本棚の本をすべてシュレッダーにかけ、中身を空っぽにする作業です。これは復元がとても難しいです。
  • クイックフォーマット:図書館の入り口にある「検索用のパソコン(目次)」のデータだけを消去する作業です。本棚にはまだ本(データ)が並んだままですが、Windowsには「ここには何もありませんよ」と嘘の報告をしている状態です。

この「本棚に残った本」を、上から順番にスキャンして見つけ出せば、データは復活します。

クイックフォーマットされたディスクを復元する方法

ここでは、クイックフォーマットしたデータを復元するための5つの方法をご紹介します。

鉄則:今すぐそのドライブに「何も入れない」こと!

復元を成功させるために、一番大切なルールがあります。 「フォーマットしたドライブに、新しいファイルを絶対に保存しないでください」。

Windowsは「空っぽだ」と思い込んでいるので、新しいデータを保存すると、残っていた古いデータの上に新しいデータを重ねて書き込んで(上書きして)しまいます。上書きされると、どんな魔法を使っても復元はできません。

方法1. データ復元ソフトを使う

クイックフォーマットを実行してしまい、「データが全部消えた」と焦った経験はありませんか?実は、クイックフォーマットはデータそのものを完全に削除するわけではなく、ファイルシステムの情報を初期化するだけの処理です。そのため、適切なツールを使えばデータ復元は十分に可能です。そこでおすすめしたいのが、PartitionAssistant Recoveryです。

PartitionAssistant Recoveryは、クイックフォーマット後のディスクから失われたデータを効率よく検出し、簡単な操作で復元できる強力なツールです。初心者でも使いやすいインターフェースを採用しており、ディスクを選択してスキャンを開始するだけで、復元可能なファイルが一覧表示されます。難しい設定や専門知識は不要で、誰でもスムーズにデータ復旧を進められます。

また、このソフトは「高速スキャン」と「ディープスキャン」の2種類のスキャンモードを搭載しています。クイックフォーマット直後であれば高速スキャンで短時間にデータを見つけることができ、より深刻なケースではディープスキャンにより、見つかりにくいファイルまで徹底的に検索します。これにより、さまざまな状況に対応した高い復元率を実現しています。

さらに、PartitionAssistant Recoveryは、写真・動画・ドキュメント・音声ファイルなど、さまざまなファイル形式の復元に対応しています。NTFS、FAT32、exFATといった主要なファイルシステムにも対応しているため、HDD・SSD・USBメモリ・SDカードなど、幅広いストレージデバイスからのデータ復元が可能です。

安全性の面でも優れており、元のデータ領域に影響を与えない仕組みでスキャンと復元を行います。そのため、データの上書きリスクを抑えながら安心して作業を進めることができます。特に重要なデータを扱う場合には、このような安全設計は大きなメリットです。

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安全かつ快適

※注意:以前のデータが上書きされる恐れがあるため、データが失われたパーティションに本ソフトウェアをダウンロードしてインストールしないでください。

ステップ 1. PartitionAssistant Recoveryをインストールして実行し、ファイルをスキャンして復元するドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリックします。

スキャン

ステップ 2. スキャンが終了したら、見つかったすべての失われたファイルを表示できます。また、ファイル名やフォルダー名を簡単に入力して、ファイルやフォルダーを検索できます。ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

フィルター

ステップ 3. 復元したいファイルを選択し、「復旧」ボタンをクリックして復元してください。「フォルダーの選択」をクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

フォルダーの選択

このように、クイックフォーマットによって消えてしまったデータでも、適切なツールを使えば取り戻せる可能性があります。操作の簡単さと高い復元性能を兼ね備えたPartitionAssistant Recoveryを活用することで、大切なファイルを安全かつ効率的に復元できるでしょう。

方法2. Windows File Recoveryを使う

Windows 10バージョン2004以降のバージョンをお使いの場合、この方法でクイックフォーマットを元に戻し、失われたファイルを復元できます。Windows File Recoveryツールにはグラフィカルユーザーインターフェースがないため、ファイルを取り戻すには特定のコマンドを入力する必要があります。

もし復旧プロセス中に問題が発生した場合は、解決策をご確認ください:Windows File Recoveryが機能しない問題を修正する方法

削除されたファイルをごみ箱から復元するには、まずファイルが元あった場所を指定し、次に次のコマンドを実行します:winfr ソースドライブ:ターゲットドライブ:[/モード] [/スイッチ]

ステップ 1. 検索ボックスに「Microsoft Store」と入力し、それを開きます。そして、「Windows File Recovery」を探し、「入手」をクリックします。

ステップ 2. Windows File Recoveryをインストールした後、検索ボックスに「Windows File Recovery」と入力し、「管理者として実行」を選択します。

ステップ 3. 削除されたファイルを保存したドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択してファイルシステムを確認します。確認したファイルシステムに基づいて適切なモードを選択します。

Windows File Recoveryモード

ステップ 4. 使用する一般的なスイッチがいくつかあります。以下の表にスイッチとその説明をチェックしてください。👉公式サイトはこちら

スイッチ

説明

サポートされているモード

/n<フィルター>

ファイル名、ファイルパス、ファイルの種類、またはワイルドカードを使用して、特定のファイルをスキャンします。 次に例を示します。 

ファイル名: /n myfile.docx

ファイル パス: /n /users//Documents/

ワイルドカード: /n myfile.*

/n *.docx

/n *<文字列>*

すべて

/y:

特定の拡張機能グループをコンマ区切りで復元します。

署名

/k

システム ファイルを復元します。

NTFSセグメント

/u

削除されていないファイルを、たとえばごみ箱から復元します。

NTFSセグメント

ステップ 5. 正しいコマンドラインを入力し、表示されるプロンプトに従って操作します。

例えば、C:ドライブからE:ドライブにzipファイルを復元したい場合は、「winfr C: E: /regular /n \C:\Recycler*.zip」を入力して、続行するには「Y」を押します。

方法3. 以前のバージョンから復元する

Windowsの「以前のバージョン」機能を利用すると、クイックフォーマット後のデータを復元できます。システム設定のスナップショットが定期的に作成されていれば、ファイルが変更された場合でも、その履歴から以前のバージョンを見つけて復元できます。

ステップ 1. ファイルエクスプローラで復元したいファイルまたはフォルダを見つけます。

ステップ 2. フォルダを右クリックし、「プロパティ」→「以前のバージョン」クリックし、復元したいバージョンを選択して、「復元」をクリックします。

以前のバージョン

もし定期的にWindowsのバックアップを作成している場合、クイックフォーマット後にそのバックアップからファイルを復元できます。この方法はファイル履歴やOneDriveのバックアップにも対応しています。

方法4. ファイル履歴から復元する

フォーマットされたHDDからファイルを復元するには、Windowsの「ファイル履歴」機能を使用します。

ステップ 1. 検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、結果から「ファイル履歴でファイルを復元」を選択し、「開く」をクリックします。

ファイル履歴でファイルを復元

ステップ 2. 次に、失われたファイルまたはそれを含むフォルダを探し、ファイルを見つけて緑色の「復元」ボタンをタップします。

復元したいファイルを探す

ステップ 3. その後、「ファイルを置き換える」を選択して回復を開始します。

ファイルを置き換える

方法5. クラウドバックアップから復元する

Google Cloud、Dropbox、Microsoft OneDriveなどのクラウドプラットフォームに定期的にデータをバックアップしている場合、これらのサービスを利用して外付けハードドライブからデータを復元できます。

▌Google Cloudからクイックフォーマットされたハードドライブのファイルを復元する:

Google Cloud

▌OneDriveからフォーマットされたハードドライブのファイルを復元する:

OneDrive

まとめ

以上が、クイックフォーマットされたディスクを元に戻し、失われたデータを復元する方法です。バックアップがない場合は、PartitionAssistant Recovery、Windowsファイル復旧ツール、または以前のバージョンを利用するのが効果的です。もしバックアップを取っているなら、そのバックアップを使ってクイックフォーマットされたハードドライブからデータを復元するのが最善です。

クイックフォーマットの復元に関するFAQ

Q1. 「クイックフォーマット」をしてしまった後でも、本当にデータは戻りますか?

A. はい、データの上書きさえされていなければ復元できる可能性が非常に高いです。クイックフォーマットは、データの目次(インデックス)を消去するだけで、実際のデータ本体はディスク内に残っています。Windows上では「空き領域」に見えますが、専用のツールを使えば、残された生データをスキャンして元の状態に救出することが可能です。

Q2. 誤操作に気づいた直後、絶対にやってはいけないことは何ですか?

A. そのドライブに「新しいデータを保存すること」や「アプリのインストール」です。新しいデータを書き込むと、消えたデータが残っている領域の上に別のデータが上書きされてしまい、物理的に復元が不可能になります。異常に気づいたら、すぐにドライブの使用(アクセス)を中止し、復元作業に取りかかるのが鉄則です。

Q3. PartitionAssistant Recoveryを使うメリットは何ですか?

A. 専門知識がなくても、数クリックのウィザード形式で安全にスキャンできる点です。PartitionAssistant Recoveryは強力なスキャンアルゴリズムを搭載しており、クイックフォーマットで失われたパーティションやファイルを深層まで探索します。復元前にファイルの内容をプレビューできるため、必要なデータだけを確実に選んで復元できるのが大きな強みです。

Q4. 「通常のフォーマット(フルフォーマット)」をしてしまった場合も復元できますか?

A. 残念ながら、フルフォーマットの場合は復元が極めて困難です。通常のフォーマットは、全セクタをゼロで上書き(ゼロ書き込み)するため、データが完全に消去されます。これに対し、クイックフォーマットは管理情報のみを書き換えるため復元が可能です。自分がどちらを実行したか不明な場合でも、まずはPartitionAssistant Recoveryのスキャンを試してみる価値はあります。

Q5. 外付けHDDやSDカードをクイックフォーマットした場合も同じ手順で直せますか?

A. はい、内蔵HDDと同様の手順で復元可能です。デジカメのSDカードや、バックアップ用の外付けHDDを誤って初期化してしまった場合でも、PCに接続した状態でPartitionAssistant Recoveryの復元機能を使えば、写真や動画などの大切なデータを救出できる可能性があります。

ひとみ
ひとみ · 編集者
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。