ビデオカメラ内蔵メモリの削除動画を復元する手順と、絶対守るべき注意点

運動会や結婚式、修学旅行の思い出…ビデオカメラの内蔵メモリに保存していた大切な動画を、うっかり「全削除」してしまったら、血の気が引くほど焦りますよね。SDカードならまだしも、カメラ本体の中にあるデータは取り戻せるのでしょうか? この記事では、ビデオカメラの内蔵メモリから間違えて消した動画を復元する方法を解説します。

投稿者 @ひとみ 2026年01月07日 更新者 @ひとみ 2025年12月23日

一生に一度の思い出が消えた…?

「運動会のゴールシーンを撮ったはずなのに、操作ミスで消しちゃった」「ビデオカメラの整理をしていて、間違えて『全削除』を押してしまった」

そんな瞬間、頭が真っ白になりますよね。でも、安心してください。ビデオカメラの内蔵メモリから動画を「消去」しても、実はデータの「中身」は、まだカメラの中に残っている可能性が高いんです。

パソコンで特別なツールを使えば、その「見えなくなった思い出」をもう一度掘り起こすことができます。まずは落ち着いて、これから紹介する方法を試しましょう!

警告:今すぐ撮影をストップして!

復元作業を始める前に、一番大切なことをお伝えします。

「今すぐビデオカメラの電源を切り、新しい撮影はやめてください」。

なぜなら、データが消えた場所に新しい動画を撮ってしまうと、古いデータの上に新しいデータが重なる「上書き」が起きてしまうからです。上書きされると、プロの業者でも復元できなくなります。

  • ビデオカメラの内蔵メモリとは、本体内部に搭載されているフラッシュメモリを指し、SDカードを挿入しなくても動画や写真を保存できるストレージです。近年のビデオカメラでは、32GB・64GB・128GBといった比較的大容量の内蔵メモリを搭載するモデルが増加しており、家庭用としては十分な保存領域を提供しています。

  • 一方、SDカードとの大きな違いは「取り外しできない」という点です。SDカードであればカードを抜いてカードリーダーに接続することが可能ですが、内蔵メモリの場合はビデオカメラ本体をPCに接続する必要があります。そのため、データ復元時にはカメラが正常に起動し、PCに認識されることが重要な条件となります。

手順1:ビデオカメラをPCに接続する

内蔵メモリのデータを復元するには、パソコン(PC)が必要です。

1. ビデオカメラとPCをUSBケーブルでつなぎます。

2. カメラの画面に「PCと接続」や「USB接続」といったメニューが出たら、それをタップします。

3. PC側で「新しいドライブ(D: や E: など)」として認識されれば準備完了です!

※注意:もしPCがカメラを「ドライブ」として認識しない場合(専用ソフト経由でしか見られない場合)、自力での復元は難しくなります。その場合は無理をせず、専門の復旧業者に相談しましょう。

手順2:PartitionAssistant Recoveryを使って動画を救出する

PCでドライブとして認識できたら、データ復元のプロ級ツールPartitionAssistant Recoveryの出番です。

このソフトは、カメラのメモリの奥底までスキャンして、消えてしまった動画ファイル(MP4やMTSなど)を探し出すことができます。

※PartitionAssistant Recoveryをおすすめする理由:
✔ 写真、音声、ビデオ、PPT/PPTX、Word、Excel、PDF、メール、動画など1000以上のファイルタイプをサポートします。
内蔵・外付けHDD/SSD、SDカード、USBドライブなど、様々なストレージデバイスに対応します。
ストレージデバイスのクイックスキャンとディープスキャンをサポートします。スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復元が可能です。
直感的で使いやすいUIを提供しています。
Windows 7、8、10、11、およびWindows Serverのすべてのバージョンに対応しています。

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1. インストール:正常に動くPCに、PartitionAssistant Recoveryをインストールします。

2. 機能を選択:「ファイルの復旧」をクリックします。

3. スキャン:接続したビデオカメラのドライブを選んで「スキャン開始」を押します。

4. 見つけて復元:削除された動画が一覧に出てくるので、必要なものにチェックを入れて「復旧」をクリックします。

ファイル名やフォルダー名を簡単に入力して、ファイルやフォルダーを検索できます。ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

5. 保存先を指定:【超重要】 保存先は、ビデオカメラではなく、必ずPCのデスクトップや外付けHDDを選んでください。

まとめ

ビデオカメラの内蔵メモリから動画を消してしまっても、以下の3つを守れば復活のチャンスはあります。

  • 追加の撮影は絶対にしない!
  • PCにつないで「ドライブ」として見えるか確認する。
  • PartitionAssistant Recoveryのような強力なツールでスキャンする。

無事に動画が戻ってきたら、次はSDカードやクラウド、DVDなどに二重でバックアップを取っておくと安心ですね。

ビデオカメラの内蔵メモリ復元に関するFAQ

Q1. ビデオカメラ本体で「全削除」してしまいました。まだ復元できる可能性はありますか?

A. はい、可能性があります。ビデオカメラの「削除」操作は、多くの場合データの索引情報(インデックス)を消去するだけで、動画データの実体は内蔵メモリ内に残っています。ただし、削除後に新しく動画を撮影すると、古いデータの上に新しいデータが「上書き」されてしまい、復元が不可能になります。異変に気づいたらすぐに撮影を停止してください。

Q2. 内蔵メモリのデータをPCで読み取るにはどうすればよいですか?

A. USBケーブルでビデオカメラとPCを直接接続します。多くのビデオカメラには「PC接続モード」や「USB接続モード」があります。接続後、PC側で「リムーバブルディスク」として認識されれば、PartitionAssistant Recoveryなどの復元ソフトを使って内部をスキャンし、消えた動画を探し出すことができます。

Q3. ビデオカメラを接続してもPCにドライブとして認識されない場合はどうすればいいですか?

A. 以下の点を確認してください。

  • USBケーブルの確認:充電専用ではなく「データ転送対応」のケーブルを使用しているか。
  • バッテリー残量:接続中に電源が切れないよう、ACアダプタを接続するか十分に充電しておく。
  • デバイスマネージャー:PC側でドライバーエラーが起きていないか確認し、必要に応じてドライバーを更新する。

Q4. 水没や落下で液晶が映らなくなったビデオカメラの内蔵メモリからも復旧できますか?

A. PCに接続して認識さえすれば、自分でも復旧可能です。液晶画面が壊れていても、内部の基板とUSBポートが生きていればPC経由でデータにアクセスできます。しかし、PCに繋いでも全く反応がない場合は、内蔵メモリチップ自体を取り出して直接データを読み出す「物理障害」への対応が必要になるため、専門のデータ復旧業者への依頼を検討してください。