【2025年版】デスクトップに何も表示されない?ショートカット復元の決定版ガイド

デスクトップが突然真っ白に?何も表示されない原因と、消えたショートカットを復元するための簡単な解決策をお伝えします。

投稿者 @カオル 2025年05月07日 更新者 @カオル 2025年05月07日
 

ユーザー事例:デスクトップのショートカットがすべて消えた

今朝、仕事用のラップトップにログインしたら、デスクトップのカスタムショートカット(rdpやその他のショートカット)やいくつかの保存したテキストファイルがすべて消えてしまいました。デスクトップのショートカットを再度見つけるにはどうすればいいですか?

- Yahooからの質問

ある日突然、デスクトップに何も表示されない――

普段使っていたショートカットやファイルがすべて消えてしまうと、驚いてしまいますよね。

ウイルスに感染した?」「パソコンが壊れた?」と焦る方も多いですが、実は設定の変更や一時的な不具合が原因であるケースがほとんどです。本記事では、なぜデスクトップからショートカットが消えるのか、どうすれば簡単に復元できるのかという疑問に答えながら、初心者でもすぐに実践できる5つの復活方法をご紹介します。最後までぜひご覧ください。

【原因解明】なぜデスクトップからショートカットが消えるのか?

突然、デスクトップにあったショートカットがすべて消えてしまうと驚いてしまいますよね。ですが、実はこのような現象にはいくつかのよくある原因が存在します。代表的な原因は以下の通りです:

1. デスクトップアイコンの表示設定がオフになっている

Windowsの設定で「デスクトップアイコンの表示」が無効になっていると、ファイルやショートカットが表示されません。実際には削除されておらず、非表示になっているだけというケースも多いです。

2. タブレットモードになっている

Windows 10や11では、タブレットモードに切り替わると、通常のデスクトップ表示が非表示になることがあります。これもアイコンが消えたように見える原因のひとつです。

3. ユーザープロファイルやシステムの不具合

Windowsの一時的な不具合や、ユーザープロファイルの破損により、デスクトップ上の表示がリセットされることもあります。再起動や修復操作で元に戻る場合があります。

4. ショートカットの誤削除・移動

誤ってショートカットを削除したり、別のフォルダへ移動してしまっている可能性もあります。ごみ箱や他のフォルダを確認してみましょう。

5. セキュリティソフトやWindowsアップデートの影響

ウイルス対策ソフトやアップデートによって、特定のショートカットが自動的に削除・隔離されてしまうことがあります。

【解決策】デスクトップにショートカットを復元する5つの方法

デスクトップアイコンやショートカットが消えた理由によって、復元方法は異なります。以下の手順を使って、Windows 10および11のデスクトップショートカットが消えた原因と、戻す方法を確認してください。

方法1.デスクトップアイコンの表示設定を確認する

デスクトップアイコンが表示されないのは、設定が原因かもしれません。これは誤操作や新しいプログラムのインストールが影響していることがあります。また、更新後にデスクトップファイルが見つからない場合も、この方法で解決できます。

ステップ 1. デスクトップを右クリックし、「表示」>「デスクトップアイコンの表示」の順にクリックします。

方法2.タブレットモードをオフにして通常表示に戻す

Windows 10や11でデスクトップのショートカットが消えるのは、タブレットモードが原因かもしれません。タブレットモードはPCに影響を与えることがあります。そこで、Windowsの設定からタブレットモードをオフにできます。

ステップ 1. 「Windows」をクリックして「設定」を選択し、設定ウィンドウの「システム」をクリックします。

ステップ 2. システム設定ウィンドウを開き、「タブレット」をクリックし、「サインイン時の動作」項目から「タブレットモードを使用しない」を選択します。

ステップ 3. 「タブレットの追加設定を変更する」で、「タブレットモード」ボタンと「タスクバーのアプリのアイコンを非表示にする」ボタンをオフにします。

方法3.CMDコマンドで消えたショートカットを手動復元する

コマンドプロンプトを使うことで、「デスクトップからショートカットが消える」という問題を解決できます。コマンドプロンプトはアイコンキャッシュを再構築し、ショートカットアイコンをデスクトップに戻す手助けをします。コマンドプロンプトの操作は少し難しいかもしれません。

ステップ 1. 「Windows+ S」を押して「cmd」と入力し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。ユーザーアカウント制御プロンプトが表示され、「はい」を選択します。

ステップ 2. 次のコマンドを入力し、毎回「Enter」を押します。

cd /d %userprofile%\AppData\Local\Microsoft\Windows\Explorer(アイコンキャッシュを保存するディレクトリを見つけます。)
taskkill /f /im explorer.exe(ファイルエクスプローラーのプロセスを終了します。)
del iconcache*(アイコンキャッシュのファイルを削除します。)
Explorer. exe(エクスプローラを再起動します。)

ヒントコマンドプロンプトでの操作は取り消せないため、操作中に大きな損害を引き起こす可能性があります。難しいと思っている方はこの方法を飛ばして次の方法へ進んでください。

方法4.エクスプローラーを再起動して表示バグを解消する

デスクトップのショートカットアイコンが消えた場合、Windowsエクスプローラーを再起動することで解決できることがあります。デスクトップアイコンはこのエクスプローラーの一部です。

ステップ 1. 検索ボックスに「タスクマネージャー」と入力し、開きます。

ステップ 2. Windowsエクスプローラーを見つけて、右下隅の「再起動」オプションを選択します。

ステップ 3. 次に、パソコンを再起動して、アイコンが表示されない問題がまだ解決されているかどうかを確認してください。

方法5.データ復旧ソフトでショートカットを確実に復元する

どうしてもデスクトップのショートカットが復元できない場合は、専用のデータ復旧ソフトを活用するのが効果的です。誤削除やシステムの不具合で消えてしまったショートカットも、専用ツールなら高確率で復元できます。おすすめなのが、Partition Assistant for Recoveryです。このソフトは、以下のような特徴を持ち、個人利用から業務用途まで幅広く対応しています。

✎Partition Assistant for Recoveryをおすすめする理由:
写真、音声、ビデオ、PPT/PPTX、Word、Excel、PDF、メール、動画など1000以上のファイルタイプをサポートします。
内蔵・外付けHDD/SSD、SDカード、USBドライブなど、様々なストレージデバイスに対応します。
誤削除、ごみ箱の削除、フォーマット、上書き、設定ミスなどのデータ損失のシナリオから復元できます。
直感的で使いやすいUIを提供しています。
Windows 7、8、10、11のすべてのバージョンに対応しています。
無料ダウンロードWin 11/10/8.1/8/7対応
安全かつ快適

ステップ1. 場所を選択

Partition Assistant for Recoveryをインストールして起動します。データが失われたドライブ(Cドライブ)を選択し、「スキャン」をクリックします。

ステップ2. ファイルを選択

「クイックスキャン」で削除されたデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。

ファイル名やフォルダー名を簡単に入力して、ファイルやフォルダーを検索できます。ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

ステップ3. 保存先を選択

「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。

まとめ

デスクトップに何も表示されず、ショートカットがすべて消えてしまったように見えると不安になりますよね。しかし、今回ご紹介した5つの方法を順番に試せば、多くの場合はすぐに元通りに復活することが可能です。特に、デスクトップアイコンの設定確認やタブレットモードの解除など、簡単な操作で解決できるケースも少なくありません。もしそれでも改善しない場合は、CMDコマンドやエクスプローラーの再起動、そして信頼できるデータ復旧ツールの活用が効果的です。