USBメモリのデータが消えた?無料ですぐに復元できる方法を紹介!

このガイドでは、USBメモリから消えたデータを、誰でも簡単に取り戻すための方法を、状況別にわかりやすく紹介します。無料で使える復元ソフトを活用して、大切なデータを守りましょう。

Yoyo

更新者: Yoyo / 2025年04月18日

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「突然USBメモリのデータが消えた…」そんな経験はありませんか?大切な写真、仕事の資料、学校のレポートなど、なくしては困るファイルが急に見つからなくなると、誰でも不安になります。

しかし、心配しないでください!正しい方法で対処すれば、自分でデータを復元できる可能性が十分にあります。

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このページでは、USBメモリのデータが消えてしまう主な原因とその対処法を解説し、無料で使えるおすすめのデータ復元方法をご紹介します。状況に合わせて最適な対処を行い、大切なファイルを安全に取り戻しましょう。

なぜUSBメモリのデータが消えるのか?

USBメモリのデータが突然消える原因はさまざまですが、以下のようなケースが特によく見られます。

誤って削除した

ファイルをうっかり削除してしまい、ごみ箱にも残っていない場合でも、実際のデータはまだUSBメモリの中に存在している可能性があります。書き込みなどの操作をせずにいれば、復元ソフトで元に戻せるチャンスは十分あります。

フォーマットしてしまった

「フォーマットしますか?」のメッセージに誤って「はい」を押してしまった場合があります。しかし、クイックフォーマットであれば、データそのものは上書きされていないため、復元できる可能性が高いです。

ファイルシステムエラー(RAW化など)

USBメモリが「フォーマットされていません」や「アクセスできません」と表示される場合、ファイルシステムが破損している可能性があります。

USBメモリから消えたデータを復元する方法3つ

USBメモリのデータが消えてしまったと気づいたとき、焦らずに適切な方法で対処すれば、元のファイルを取り戻せる可能性があります。ここでは、初心者でも実践できる3つの代表的な復元方法をご紹介します。

方法1. 専門のデータ復元ツールでUSBメモリのデータを復旧

もっとも確実で初心者にもおすすめなのが、専用のデータ復元ソフトを使う方法です。USBメモリに残っている削除済みファイルや、フォーマット後のデータ、ファイルシステムの不具合によって見えなくなったデータは、ファイル復元ツールを使えばスキャンして復元することができます。

ここでおすすめなのが、AOMEI Partition Assistant for Recoveryです。このソフトは、無料で使えるにもかかわらず、削除・フォーマット・RAW化など、あらゆるUSBトラブルに対応しています。

  • このソフトは、誤削除やフォーマット、ウイルス感染、ストレージの故障といった多様なトラブルによって失われたデータの復元に対応しています。

  • 写真・動画・音楽・ドキュメントなど、JPEGやMP4、DOCXといった主要なファイル形式をはじめ、さまざまなデータタイプを復旧できます。

  • Windows PCに対応しており、HDD、SSD、USBメモリ、SDカードなど、さまざまなストレージデバイスからデータを取り出せます。

  • 分かりやすい画面設計で、専門知識がなくても数ステップで復元作業を進められます。

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1. まず、AOMEI Partition Assistant for Recoveryをダウンロードしてインストールし、実行します。USBドライブにマウスを合わせて「スキャン」ボタン(虫眼鏡アイコン)をクリックします。

スキャン

2.  ディープスキャン(完全スキャン)が自動的に実行され、復元可能なデータがすべてリストに表示されます。効率よく目的のデータを見つけるためには、検索ボックスでファイル名や拡張子を入力して検索するか、「フィルター」機能を使用して種類、更新日、サイズなどの条件を設定できます。

フィルター

3. ファイルはダブルクリックするだけで簡単にプレビューできます。復元したいファイルを選択し、「復旧xつのファイル」ボタンをクリックします。

復元

4. 最後に、「フォルダーの選択」をクリックして、復元したファイルを保存する場所を選択します。※ データの上書きを避けるために別のドライブに保存してください。

フォルダーを選択

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方法2. バックアップイメージから消えたデータを復元

過去にUSBメモリの内容をバックアップしていた場合は、そこから復元するという方法も有効です。

たとえば、外付けHDD、クラウドサービスなどにデータのコピーが残っていれば、そこから該当するファイルを取り戻せます。

🌟注:ただし、バックアップが古いと、最新のデータは含まれていない可能性があるため、状況に応じて復元ツールとの併用も検討してみてください。

以下では、主要なクラウドサービスを例に、復元手順をわかりやすく解説します。

1. 使用していたクラウドストレージにログインします。

2. クラウド上で、目的のファイルまたはフォルダをファイル名、更新日時、フォルダ構造などから探します。

  • ファイル名の一部だけでも検索可能

  • 「最近使用したファイル」や「アクティビティ履歴」などから確認も可能

  • 誤って削除された場合は「ゴミ箱」内もチェック

3. 該当ファイルを右クリックし、「ダウンロード」「元に戻す」「バージョン履歴」などのオプションから目的に応じて復元操作を行います。

💡 万が一見つからない場合でも、クラウド側で履歴が残っていれば復元できるケースがあります。ファイルを誤って上書きしてしまったときにも、「バージョン履歴」が非常に役立ちます。

方法3. chkdskコマンドでUSBメモリから消えたデータを修復

Windowsに標準搭載されている「chkdsk」コマンドを使ってUSBメモリのエラーを修復し、見えなかったファイルが再び表示される可能性があります。

1. USBメモリをパソコンに挿入し、WindowsがUSBメモリを認識する必要があります(ドライブ文字が表示されるか確認してください)。

2. Windows検索バーに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

3. 以下のコマンドを入力して実行します:

  • chkdsk D: /f

※「D:」の部分は、実際のUSBメモリのドライブ文字に置き換えてください。

※「/f」は、検出されたエラーを自動で修復するオプションです。

CHKDSKツール

4. 画面にファイルシステムの検査内容が表示され、エラーが修復される場合は進行状況が示されます。

5. 修復完了後、USBメモリを開いてファイルが表示されるか確認します。

💡 補足:chkdskのオプション一覧
  • /f:検出されたエラーを自動的に修復

  • /r:不良セクタの検出と読み取り可能な情報の回復(時間がかかります)

  • /x:必要に応じてドライブを強制的にアンマウントしてから修復

たとえば、より徹底的にチェックしたい場合は、chkdsk E: /f /rを入力できます。

よくある質問

完全に消去したファイルを復元するにはどうすればいいですか?
 
ファイル履歴機能やデータ復元ソフトを利用すれば、削除したファイルでも復元できる可能性があります。ただし、ファイル履歴が無効な場合や、完全に上書きされている場合は復元が難しいこともあります。
USBメモリのデータが破損する原因は何ですか?
 

物理的な損傷(コネクタの破損・水濡れ・静電気など)や、不適切な取り外し、ファイルシステムのエラーなどが主な原因です。これにより、正常にデータを読み書きできなくなることがあります。

USBのデータ復旧にかかる料金はいくらですか?
 

復旧費用は障害の程度や容量によって異なりますが、一般的には1万円~10万円程度です。物理的な損傷がある場合は、より高額になることがあります。

おわりに

この記事では、USBから消えたデータを復元する方法を3つご紹介しました。原因に応じた適切な対処を行えば、データを復元できる可能性は十分にあります。特に、Partition Assistant for Recoveryのような無料で使えるデータ復元ツールを活用することで、専門知識がなくても簡単に復旧作業を進められます。突然のトラブルにも落ち着いて対応できるよう、今後は定期的なバックアップも心がけておきましょう。

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Yoyo
Yoyo · 編集者
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。