Windows10/11でPNGファイルが開けない原因と対処法

PNGファイルは、スクリーンショットやWeb画像などで広く使われている一般的な画像形式ですが、Windows 10/11でPNGファイルが開けない、写真アプリで表示されない、エラーが出る」といったトラブルが発生することがあります。原因としては、画像ファイルの破損、関連付け設定の不具合、写真アプリの不調、Windowsアップデートの影響などが考えられます。本記事では、Windows 10・Windows 11でPNGファイルが開けない主な原因と、その対処法を初心者にもわかりやすく解説します。

投稿者 @ひとみ 2026年01月07日 更新者 @ひとみ 2025年12月29日

はじめに

PNGファイルをダブルクリックしたのに、なぜか開かない。 何も起きない、エラーメッセージが出る、フォトアプリが一瞬で消える……。Windows11やWindows10を使っていると、こんな経験をした人はかなり多いはずです。

  • 「昨日までは普通に見られたのに?」
  • 「他の画像は開けるのに、PNGだけダメ?」
  • 「仕事の資料なのに今すぐ見られない!」

正直、かなりストレスですよね。ですが安心してください。この問題、原因はほぼパターン化されています。そして正しい順番で対処すれば、ほとんどのケースで解決できます。

この記事では、PNGファイルの基本知識から、Windows 10/11で開けなくなる原因、そして初心者でも実践できる具体的な解決策まで、順を追って詳しく解説します。

PNGファイルとは?

PNGファイルが開けない原因を理解する前に、まずはPNGという形式そのものを軽く知っておきましょう。

PNGファイルの役割と用途

PNG(Portable Network Graphics)は、画質を落とさずに保存できる画像形式です。特に以下のような用途で使われています。

  • Webサイトの画像
  • ロゴやアイコン
  • 透過背景が必要な画像
  • スクリーンショット

PNGの最大の特徴は、圧縮しても画質が劣化しない点です。つまり、何度保存し直しても画像が汚くなりません。これは仕事やデザイン用途ではかなり重要なポイントです。

JPEGやGIFとの違い

PNGはJPEGやGIFとよく比較されます。

形式 特徴 向いている用途
PNG 高画質・透過対応 ロゴ・Web素材
JPEG 軽量・画質劣化あり 写真
GIF アニメ対応 簡易アニメ
Windows11・Windows10でPNGファイルが開けない主な症状
ダブルクリックしても反応しない
「このファイルを開けません」と表示される
フォトアプリが起動しない・落ちる
画面が真っ黒になる

Windows 10/11でPNGファイルが開けない主な原因

Windows 10/11でPNGファイルが開けない主な原因は、フォトビューアの不具合(古い・破損)、ファイル自体の破損、ファイル拡張子の誤り、デフォルトアプリの設定ミス、またはシステムエラー/メモリ不足などで、これらを解決するにはアプリの修復・リセット、別のビューアでの試用、Windows Updateなどが有効です。

考えられる主な原因

  • Microsoftフォト アプリの不具合:アプリが古くなっている、キャッシュが破損している、設定に問題がある場合。
  • PNGファイル自体の問題:保存中や転送中にファイルが破損(壊れて)いる。
  • 拡張子の誤り:ファイル名が「.png」になっていない、または間違っている。
  • 関連付け(デフォルトアプリ)の問題:PNGファイルを開くアプリが正しく設定されていない、または別のアプリが競合している。
  • システムの問題:メモリ不足、ディスクエラー、Windows Updateの未適用など。

Windows10/11でPNGファイルが開けない場合の対処法

原因が特定できない場合でも、以下のステップを順番に試すことで、多くの場合トラブルを解決できます。

対処法① 別のアプリでPNGファイルを開く

まずは「アプリが悪いのか、ファイルが悪いのか」を切り分けます。「フォト」アプリで開けない場合でも、他のアプリなら開けることがあります。

画像ファイルを右クリックし、 「プログラムから開く」を選択し、「ペイント」や「Google Chrome」、「Microsoft Edge」、「Photoshop」などを選んでみてください。

もしブラウザやペイントで表示されるなら、原因は「フォト」アプリ側にあります。

対処法② Windowsフォトアプリを修復・リセットする

PNGファイルが開けない問題で、成功率が最も高い方法がこの「フォトアプリの修復・リセット」です。フォトアプリは便利な反面、内部データが壊れやすく、PNGが表示できなくなる原因になりがちです。

1. 「設定」>「アプリ」>「インストールされているアプリ」を開きます。

2. 「フォト(Microsoftフォト)」を探し、横の「…」から「詳細オプション」をクリックします。

3. まずは「修復」を試します(データは消えません)。改善しない場合は「リセット」を実行してください(アプリの設定が初期化されます)。

対処法③ 既定のアプリを再設定する

.pngファイルをダブルクリックした際に起動するアプリを、正しく「フォト」に設定し直します。

1. 「設定」>「アプリ」>「既定のアプリ」に進みます。

2. 「ファイルの種類またはリンク種類の既定値を設定する」の検索欄に「.png」と入力します。

3. 表示されたアイコンが「フォト」になっていない場合は、クリックして「フォト」を選択し、「既定値を設定する」を押します。

対処法④ システムファイルをチェックする

OS自体の不具合が疑われる場合は、Windowsの修復コマンドを実行します。

1. スタートメニューで「cmd」と検索し、コマンドプロンプトを「管理者として実行」します。

2. 「sfc /scannow」を入力してEnterを押します。

3. スキャンには数分かかります。破損したファイルが見つかれば、Windowsが自動的に修復を行います。

対処法⑤ PNGファイルを復元する

もし、どのアプリを使っても開けず、他の対処法も効果がない場合、ファイル自体が重度に破損しているか、不完全に削除されたデータを無理に読み込もうとしている可能性があります。

このような状況では、PartitionAssistant Recoveryのようなデータ復元ソフトが役立ちます。

活用シーン:誤って削除した後に復元したPNGが開けない場合や、ドライブのセクタ不良で読み込めない場合。
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ステップ1. 場所を選択

PartitionAssistant Recoveryをインストールして起動します。PNGファイルが保存されていた場所(SDカードやDドライブなど)を選んでスキャンを開始します。

ステップ2. ファイルを選択

検索欄に「.png」と入力して、開けなくなったはずの画像や、消えていた画像を探します。

ステップ3. 安全な場所に保存

復旧したいファイルにチェックを入れて「復旧」ボタンを押します。

ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。

まとめ

PNGファイルが開けないトラブルは、多くの場合、Windowsの設定ミスや標準アプリの一時的な不具合によるものです。まずは「別のアプリで試す」「フォトアプリのリセット」といった簡単な操作から始めましょう。

もしOSのシステムエラーが疑われるならコマンドでの修復、そしてファイル自体の破損が疑われるならデータ復元ソフトの活用と、段階を踏んで対処することが重要です。

大切な写真や資料を諦める前に、一つずつ手順を確認してみてください。