【保存し忘れも安心】PPTを前のバージョンに簡単復元する3つの方法

パワーポイントを誤って上書き保存?慌てず大丈夫!「PPTを前のバージョンに戻す」ための確実な方法をわかりやすく紹介します。

カオル

更新者: カオル / 2025年05月13日

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プレゼン資料を作成中、うっかり重要なスライドを削除してしまったり、上書き保存して元に戻せなくなった…そんな経験はありませんか?

特にPowerPoint(PPT)は、編集の自由度が高い反面、操作ミスや不意のトラブルで「前のバージョンに戻したい」と思う瞬間が多々あります。

でもご安心ください。実はPPTファイルは、自動保存機能やWindowsの標準機能を使えば、簡単に以前のバージョンに復元できることがあります。さらに、復元が難しい場合でも、専用のデータ復元ソフトを使えば取り戻せる可能性があるのです。

この記事では、PPTを簡単に前のバージョンに戻す3つの具体的な方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

PowerPoint

以前のバージョンのPPTファイルを復元する方法

以前のPowerPointファイルを取り戻すにはどうすればいいのでしょうか?このセクションでは、失ったパワポを簡単に回復するための3つの方法を紹介します。

【超簡単】パワーポイントの自動保存でPPTを復元する手順

PPTでファイルを作成すると、自動的にバックアップが作成されます。このバックアップを使って、パワポを以前のバージョンに戻すことができます。

ステップ 1. 復元したいパワーポイントファイルを開き、「ファイル」タブをクリックします。

ステップ 2. 左側のメニューから「情報」を選び、右側の「バージョン履歴」をクリックします。

バージョン履歴

ステップ 3. 「バージョン履歴」が表示されるので、戻りたいバージョンの「バージョンを開く」を選択します。

バージョンを開く

ステップ 4. 復元したいバージョンか確認し、問題なければ「復元」をクリックします。

復元

ヒント:以前のバージョンがない?!

自動回復機能が有効になっていない可能性があります。確認するには、「ファイル」→「オプション」→「保存」→「次の間隔で自動回復用データを保存する」がチェックされているか見てください。また、自動回復の保存間隔をより短く設定することもできます。

自動回復の保存間隔

【無料でできる】Windowsのファイル履歴からPPTを復元する方法

自動回復機能が有効になっていない場合、Windowsの標準機能「ファイル履歴」が有効にしているなら、失ったパワポをファイル履歴から取り戻せます。

ステップ 1. 検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、結果から「ファイル履歴でファイルを復元」を選択し、「開く」をクリックします。

ファイル履歴でファイルを復元

ステップ 2. 次に、復元したいPowerPointがあったファイルまたはそれを含むフォルダを探し、ファイルを見つけて緑色の「復元」ボタンをタップします。

復元

ステップ 3. その後、「ファイルを置き換える」を選択して回復を開始します。

ファイルを置き換える

【確実に復元】プロ仕様のデータ復元ソフトでPPTを取り戻す方法

万が一、パワーポイントファイルの復元が他の方法でできなかった場合でも、データ復元ソフトを使えば、失われたPPTファイルを復元することができます。Partition Assistant for Recoveryは、誤って削除されたファイルや、破損したデータの復元に特化しており、簡単な操作で高い復元率を誇ります。特に、PowerPointファイル(.pptx)を復元する際には、業界トップクラスの精度でファイルを取り戻せることが多いです。

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写真、音声、ビデオ、PPT/PPTX、Word、Excel、PDF、メール、動画など1000以上のファイルタイプをサポートします。
内蔵・外付けHDD/SSD、SDカード、USBドライブなど、様々なストレージデバイスに対応します。
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ステップ1. 場所を選択

Partition Assistant for Recoveryをインストールして起動します。データが失われたドライブ(PPTの保存先、この例ではDドライブ)を選択し、「スキャン」をクリックします。

場所を選択

ステップ2. ファイルを選択

「クイックスキャン」で削除されたデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。

ファイル名やフォルダー名を簡単に入力して、ファイルやフォルダーを検索できます。ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

ファイルを選択

ステップ3. 保存先を選択

「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。

保存先を選択

まとめ

PowerPoint(PPT)ファイルを誤って上書き保存したり、削除してしまったりしても、焦る必要はありません。今回ご紹介したように、自動保存機能やWindowsのファイル履歴、そしてデータ復元ソフトを使えば、以前のバージョンに戻すことができます。万が一のトラブルに備えて、定期的なバックアップや自動保存の設定確認も大切です。

カオル
カオル · 編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。