パワーポイントを誤って上書き保存?慌てず大丈夫!「PPTを前のバージョンに戻す」ための確実な方法をわかりやすく紹介します。
プレゼン資料を作成中、うっかり重要なスライドを削除してしまったり、上書き保存して元に戻せなくなった…そんな経験はありませんか?
特にPowerPoint(PPT)は、編集の自由度が高い反面、操作ミスや不意のトラブルで「前のバージョンに戻したい」と思う瞬間が多々あります。
でもご安心ください。実はPPTファイルは、自動保存機能やWindowsの標準機能を使えば、簡単に以前のバージョンに復元できることがあります。さらに、復元が難しい場合でも、専用のデータ復元ソフトを使えば取り戻せる可能性があるのです。
この記事では、PPTを簡単に前のバージョンに戻す3つの具体的な方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
以前のPowerPointファイルを取り戻すにはどうすればいいのでしょうか?このセクションでは、失ったパワポを簡単に回復するための3つの方法を紹介します。
PPTでファイルを作成すると、自動的にバックアップが作成されます。このバックアップを使って、パワポを以前のバージョンに戻すことができます。
ステップ 1. 復元したいパワーポイントファイルを開き、「ファイル」タブをクリックします。
ステップ 2. 左側のメニューから「情報」を選び、右側の「バージョン履歴」をクリックします。
ステップ 3. 「バージョン履歴」が表示されるので、戻りたいバージョンの「バージョンを開く」を選択します。
ステップ 4. 復元したいバージョンか確認し、問題なければ「復元」をクリックします。
ヒント:以前のバージョンがない?!
自動回復機能が有効になっていない可能性があります。確認するには、「ファイル」→「オプション」→「保存」→「次の間隔で自動回復用データを保存する」がチェックされているか見てください。また、自動回復の保存間隔をより短く設定することもできます。
自動回復機能が有効になっていない場合、Windowsの標準機能「ファイル履歴」が有効にしているなら、失ったパワポをファイル履歴から取り戻せます。
ステップ 1. 検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、結果から「ファイル履歴でファイルを復元」を選択し、「開く」をクリックします。
ステップ 2. 次に、復元したいPowerPointがあったファイルまたはそれを含むフォルダを探し、ファイルを見つけて緑色の「復元」ボタンをタップします。
ステップ 3. その後、「ファイルを置き換える」を選択して回復を開始します。
万が一、パワーポイントファイルの復元が他の方法でできなかった場合でも、データ復元ソフトを使えば、失われたPPTファイルを復元することができます。Partition Assistant for Recoveryは、誤って削除されたファイルや、破損したデータの復元に特化しており、簡単な操作で高い復元率を誇ります。特に、PowerPointファイル(.pptx)を復元する際には、業界トップクラスの精度でファイルを取り戻せることが多いです。
ステップ1. 場所を選択
Partition Assistant for Recoveryをインストールして起動します。データが失われたドライブ(PPTの保存先、この例ではDドライブ)を選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ2. ファイルを選択
「クイックスキャン」で削除されたデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。
ステップ3. 保存先を選択
「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。
PowerPoint(PPT)ファイルを誤って上書き保存したり、削除してしまったりしても、焦る必要はありません。今回ご紹介したように、自動保存機能やWindowsのファイル履歴、そしてデータ復元ソフトを使えば、以前のバージョンに戻すことができます。万が一のトラブルに備えて、定期的なバックアップや自動保存の設定確認も大切です。