ハードディスクをパソコンに繋いだ瞬間、「使う前にフォーマットする必要があります」というメッセージ。「キャンセル」を押しても結局ドライブは開けず、大切なデータにたどり着けない……。このループ、本当に困りますよね。この記事では、外付けHDDやUSBメモリで「フォーマットする必要があります」と出てデータが開けない時の対処法を説明します。
「昨日まで普通に使えていた外付けHDDなのに、急に『フォーマットが必要です』って言われた……」「キャンセルを押しても、結局ドライブが真っ白で開けない!」
こんなトラブルが起きると、「フォーマット(初期化)」しないと一生使えないのかと焦ってしまいますよね。でも、ちょっと待ってください!
ここで「ディスクのフォーマット」を押してしまうと、中のデータがすべて消えてしまいます。実はこのメッセージは、「データの目次が壊れていて、Windowsが中身を理解できなくなっている」というサインなんです。
これから、データを消さずにHDDの中身を救い出すための、正しい対処法を紹介します。
Windowsは、ハードディスクの中身を「NTFS」や「FAT32」といった「ルール(ファイルシステム)」に従って読み取ります。
ところが、ケーブルを急に抜いたり、HDDが古くなったりすると、このルールが壊れて「RAW(生)」という状態になってしまうことがあります。
このループを抜け出すには、「ルールが壊れていても、中身のデータを直接見つけることができるツール」が必要になります。
まずは、お金をかけずに直せるか試してみましょう。
1. スタートメニューで「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」します。
2. 「chkdsk d: /f」と入力してエンターを押します。(「d:」の部分は、自分のHDDのドライブ文字に変えてね)。
これでエラーが修復されれば、メッセージが出なくなり、中身が開けるようになります。
これでも「RAWドライブには使用できません」と出てしまう場合は、次のステップへ進みましょう。
チェックディスクで直らない場合、HDDの目次が重症です。でも、データ本体(写真や動画など)はまだ無事なことがほとんどです。
ここで活躍するのが、強力な復元ツールPartitionAssistant Recoveryです。
このソフトは、Windowsが「読み取れない!」とお手上げしたRAW状態のHDDの奥底をスキャンして、大切なファイルを掘り起こすことができます。
※注意:以前のデータが上書きされる恐れがあるため、データが失われたパーティションに本ソフトウェアをダウンロードしてインストールしないでください。
ステップ1. 場所を選択
PartitionAssistant Recoveryをインストールして起動します。「フォーマットが必要です」と言われるHDDを選んで「スキャン」を押します。
ステップ2. ファイルを選択
「クイックスキャン」で削除されたデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。
ステップ3. 安全な場所に保存
復旧したいファイルにチェックを入れて「復旧」ボタンを押します。
「フォーマットが必要です」というメッセージは、HDDからの「もう限界だよ!」というSOSかもしれません。
一度「RAW」になったHDDは、直ってもまた同じトラブルを起こしやすいので、大事なデータは早めに新しい場所へ引っ越しさせてあげましょうね。